【番外編】帰国後の外貨→日本円への両替はどうする?ーおすすめの両替方法ー

旅る

はろ〜、はっぱです。

旅行に行って、外貨を使い切らずに帰国することって多々ありますよね。

私は、今まで行った国の硬貨を記念に集めて取っておいたのですが、最近、取って置いても将来価値が上がることはほとんどないと気づき、、最近外貨の整理を始めました。

そこで、何がどこで両替できるのかを調べてみたので、皆さんに共有したいと思います。

まず両替するにあたって覚えておいてほしいことは、国内の両替所で取り扱っているのは、現在流通している通貨の紙幣のみということです。

海外でも紙幣は新しく発行されていますので、旧紙幣になると日本では両替ができなくなってしまいます。
もし旧紙幣があって、その国に行く機会があれば現地の銀行で両替ができたり、現地で使用できる可能性もありますが、使用するためだけに海外に旅行に行くことって少ないと思います。

なので、両替ができる今のうちにしておきましょう!ということです。

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紙幣と硬貨の両方の両替

pocket change| ポケットチェンジ

普通はコインの両替はできませんが、このpocket change(ポケットチェンジ)は、コインの両替もできます。店舗があるわけではなく、ATMみたいな機械で自分で操作します。

街中に設置してある専用の機械で、簡単にその場で両替ができるのでとても便利です。

実際に私もこの機械を使って、コインを日本円に両替してみました。すごく簡単&便利!

ただ、いくつか利用するにあたって注意することがあるのでお知らせしておきます。

1.両替できる通貨が決まっています。
すべての通貨のコインが両替できるわけでなく、米ドル、ユーロ、韓国ウォン、中国元のみが可能です。

2.両替後の金額は、電子マネーやギフトコードで受け取ります。
現金では受け取れないので注意が必要です。

設置場所】
 デパート、ゲームセンター、公共施設内などにあります。
 詳細は、HPの「設置場所」にてご確認ください。

都内のゲームセンターにて。ATMの隣に設置されていました。

対応通貨】
(紙幣とコインの両方の両替可能)
 米ドル、ユーロ、韓国ウォン、中国元

(紙幣のみ両替可能)
 香港ドル、タイバーツ、台湾ドル、シンガポールドル、ヴェトナムドン

 上記以外の通貨は両替不可です。

【交換先】
 交通系電子マネー、楽天Edy、WAON、nanaco、Amazonギフト券などで受け取ることが可能です。

【使用手順】
 以下写真(英語版)は、pocket changeのリーフレットからの説明です。

1 言語を選択

2 交換先サービスの選択

3 お金を投入

複数の国の通貨をまとめて投入できます。
なお、紙幣は投入すると返却されないので、心して両替しましょう!(汗)

4 金額を確認して、決定

ここで交換金額を確認して、選択したサービスのカード又はスマホをかざします。Amazonギフト券を選んだ方は、レシートを必ず受け取りましょう。

5 レシートを受け取る

操作はこれで完了です!簡単に両替できます。
実際には、読み取ってもらえないコインがあって、何回か入れ直しました(汗)。

【参考までに】
 韓国ウォン(0.08035円)
 中国元(14.11円)

紙幣のみの両替

エクスチェンジャーズ

丸の内の新東京ビルの1階にあります。

現在流通している紙幣のみの両替になりますが、こちらの両替所では161ヶ国の通貨を取り扱っているので、マイナーな通貨の両替もできるのでおすすめです。

店舗に出向かず両替できるオンライン両替もできますが、外貨→日本円の両替のみの対応です。日本円から外貨への両替はできませんので、店舗にて両替をすることになります。

実際に、私はここで両替をしてみました。なぜ、ここにしたかというと、私が持っていた通貨がマイナー通貨だったため、取り扱っている両替所がなかなかなかったためです。

【参考までに】
 マレーシア リンギット(24.41円)

インターバンク

こちらの両替所は、新宿西口の駅から近い金券ショップが立ち並ぶ通りにあります。店内はこじんまりとしていますが、新しい感じできれいです。また、入り口にドアがあるので、外を歩いている人からは見えないので、安心感があります。窓口の女性も笑顔で親切に対応してくださったので、好感が持てます。

【参考までに】
 マレーシア リンギット(26.5円)

丸の内のエクスチェンジャーズと比べてレートがよかったので、こちらでお願いすればよかったかなとちょっと後悔しました。

また、こちらの両替所では、郵送での両替も対応しています。外貨→日本円、日本円→外貨どちらもOKです。日本円は口座振り込みで受け取り、外貨は書留郵便で受領できるようです。非対面ですし、安心ですね。

外貨両替ドルユーロ

通信販売での対応の両替店です。自宅にいながら、両替ができます。

現在流通している紙幣のみの両替になりますが、外貨→日本円、日本円→外貨の両替に対応しています。

対応通貨は、アメリカドル、ユーロ、イギリスポンド、中国元、韓国ウォン、香港ドル、台湾ドル、カナダドル、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、タイバーツ、シンガポールドル、フィリピンペソ、インドネシアルピア、ベトナムドン、マレーシアリンギットです。

通貨によってタイムセールを行っているので、お得なレートで両替できます。また、対応が早いなどよい評判なので、こちらを利用してみる価値はあると思います。

私が両替したい通貨の取り扱いがなかったので、今回は断念しました。

旧紙幣

コインや現在使用できない紙幣は、買取業者に買い取ってもらうことができます。ネット上で「外国紙幣買取」といったキーワードで検索してみると意外と見つけられます。

現在のレートでの換金は期待できないですが、稀に価値が高くつく紙幣・硬貨もあるので、換金できないと諦めずに試してみてはいかがでしょうか。また、コインはグラム単位で買い取ってくれるところもあるので、たくさんあって処分に困っている方は利用してみてはいかがでしょうか。

寄付

日本ユニセフ協会

両替ができないコインは、寄付するという方法もあります。

街中でふと目にするユニセフ(日本ユニセフ協会)の募金箱。募金を通じて、世界の子供たちの支援活動に参加してみてはいかがでしょうか。

この募金活動は、日本ユニセフ協会と5社(毎日新聞、日本航空、三井住友銀行、JTB、日本通運)の協力のもと実施されています。

現在流通している通貨のみ受け付けています。領収書は発行していません。

【寄付の方法&留意点】

・国内の主要国際空港(成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、仙台、広島)の荷物を受け取るターンテーブルがある場所に募金箱が設置されています。

・三井住友銀行、JTBグループ、毎日新聞社の一部の店舗に募金箱が設置されています。

・日本航空(JAL)機内の封筒
機内でコインを寄付できる封筒が座席椅子のポケットに入っているのを見たことがある方もいると思います。こちらの専用の封筒に入れて、客室乗務員の方へ渡せばOKです。

・日本ユニセフ協会へ直接郵送
普通郵便(小包)又は宅急便で日本ユニセフ協会へ直接郵送できます。
品名は「メタル」と記載しましょう。送料は、送付人の負担です。
送る際は、封筒や箱の破損の時のために、保存袋や空き箱に入れて送付しましょう。ただテープでコインをとめると破損の原因となるのでやめた方がよいようです。

日本ユニセフ協会に送ったあとに受領のお知らせが届きますが、領収書は発行していないのでその点はご留意を。

NGO法人

NGO法人のHPで外貨の寄付を募っていることがあります。ぜひ、この機会を利用して、国際協力に貢献してみてはいかがでしょうか。

まとめ

・コインの両替は、ポケットチェンジ

・現在流通している紙幣の両替は、両替所

・現在使用されていない通貨は、買取業者

・両替できない外国コインがあるなら、寄付してみよう!

今後旅行に行く際は、帰国してから両替に困らないように、現地で使い切るようにしたり、現金は極力使わずにクレジットカードを使うようにしたいですね。また機内や空港での募金に協力するのもいいですね。

いかがでしたでしょうか。皆さんの参考になれば幸いです。

では、また~
(2021年6月現在)