はろ~、はっぱです。
まず私の自己紹介です。
ワイン業界や飲食業界とはまったく関係のない会社で働く、フツ―の会社員です。
2019年にワインエキスパートの試験を独学で受験して、一回で合格しました!
私自身、ワインに詳しいわけでもなく、日頃から飲んでいたわけでもなく。。謙遜で言っているのではなく、これ本当です。
2019年の春にワイン検定ブロンズクラスの試験を受けて、ワインの面白さを知って、、、その後何を思ったのか、難関のワインエキスパート試験を受験することに。
ワイン検定を受験したときは、全くワインエキスパート試験のことは考えていなかったし、試験自体知らなかった。。。
今の私からすると本当に恥ずかしいですが、当時は「ボルドー」や「シャルドネ」の名前ですら、イマイチ地名なのかブドウの品種なのかわかっていなかったほどです(汗)
みなさん驚いたと思いますが、こんな私でも難関と言われている試験に受かったのです。合格した時は本当に嬉しかったです。
この受験体験談をブログに残そうと思ったのも、これから受験をされる予定の方や、受験をするか迷っている方の後押しになればと思ったからです。
大変でも楽しくもあった試験勉強ですが、私の体験談がこれから受験する皆さんの少しでも助けになれば幸いです。
早めに取り掛かろう
二次試験対策のテイスティングは、一次試験を勉強しながらや、若しくは普段から行っていた方がよいと思います。
私は、一次試験を通過後から対策を始めました。
受かるかわからなかったので、二次試験対策を全くしていませんでした。。。
二次試験まで1ヶ月しか期間がないですが、慌てず順番に進めていきましょう!
まず二次試験対策を行う前に必要になるものがいくつかあります。まずは、その必要なものを最低限揃えましょう。
ここでは、準備編として用意する物と、実践編としてテイスティングの仕方についてお伝えしていきたいと思います。
\\ワインエキスパートの二次試験対策//
用意する物
一次試験を8月末に受験した私は合格がわかってから、急いで二次試験対策の情報取集と必要な物の購入をしました。時間がないので必死です!(汗)
私が購入したものは、以下のものです。
ワインテイスティングの基礎知識 (久保/將)
二次試験用に購入した書籍です。
ワインの色の違い、アルコール度数、香に表現される食べ物・植物など写真付きで説明されているので、視覚的に学べてイメージが掴みやすいです。今は、電子書籍にも対応しているようです。
小瓶 C-1000ビタミンレモン(24本)
何に使う?と思われた方も多いはず。この瓶が必要なのです。しかも大量に。
ワインは開けてしまうと空気に触れて酸化してしまいます。香も味も変化してしまうので、ワインの抜栓後、この小瓶に入れ替えてワインの風味が劣化するのを少しでも防ぐようにします。そのために購入必須です。
なぜこのc-1000かというと、大きさがちょうどよいのです。ぜひこの小瓶に詰め替えて練習しましょう。
国際規格 ワインテイスティング グラス(6脚セット)
二次試験で使用されるグラスと同じワイングラスの形と大きさのものを選びましょう。
ワイングラスの大きさによって香の感じ方が違ってきます。家での練習も試験だと思って取り組みましょう。
二次試験対策ワインセット(12本セット)
私は基本品種といわれているワインを12本セットで購入しました。赤6本、白6本です。それぞれ旧世界と新世界のワインがセットになったものを選びました。
二次試験では品種を当てることも大切ですが、どんなワインなのか特徴をきちんと答えられるように基本をしっかり学ぶことが大切です。
検索するといろんな品種のワインが出てくると思います。私は、基本品種6種に絞り、ひたすら感覚を身に付けていきました。
ネットでワインエキスパート試験対策ワインセットで検索すると、たくさん商品がでてきます。
ワインエキスパート試験用にワインの解説書が付いているものを選ぶとよいです。
どれにするか悩まれるならワインスクールから販売されているワインセットが講師の解説も付いていて安心して勉強できるのでおすすめです。
参考までに以下にワインスクールが販売しているおすすめの2つを紹介しておきます。
①有名ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」のワインショップ
有名講師が解説する動画付きワインセット(ワインスクールのワインショップ「カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」)②今話題のオンラインで学ぶワインスクール「ヴィノテラスワインスクール」で厳選されたワイン
ソムリエ試験対策なら【ヴィノテラス ワインスクール】ワインオープナー
スクリューキャップではなく、コルク栓のワインの場合、必要になるのでひとつ家にあるとよいでしょう。
ソムリエナイフほどではなくてよいと思いますので、自分で使いやすいものを選びましょう。
フォイルカッター
ワインの抜栓前のシールをカットするためのものです。こちらもひとつあると便利です。
二次試験対策について
まず、「ワインテイスティングの基礎知識」と一次試験対策で紹介した書籍「ワインとグルメの資格と教室(イカロス出版)」に二次試験のテイスティングのことが書かれていますので、まずはその書籍に目を通してどんな感じなのかを大まかに把握します。
あと、ワイン受験.comのサイトも参考になります。私は、大変お世話になりました。
次に、ワインが揃ったら、さっそくc-1000の小瓶にワインを詰め替えていきます。
私は、飲み干す→瓶を洗う→煮沸(意外と几帳面)→乾かす→やっと詰め替え、という手順だったので意外と瓶に詰め替える作業に時間がかかりました。なので、早めに取り掛かるといいです。
ちなみにワイン好きなら持っているだろうワインオープナー。私は、缶切りに付属でついているオープナーしか持っていなくて、、(ワインを飲むときは、スクリューキャップのを選んでいました。。)慌てて近くのスーパーに買いにいくことに。
テイスティング方法
最低2種ずつ、比較してテイスティングしましょう。また、テイスティングするときは、試験で出される同じ量をグラスに注ぎましょう。
①品種の比較
白であれば、シャルドネとソーヴィニオンブラン。赤であれば、シラーとカベルネソーヴィニオンというように。ブドウの違いでどのような特徴がでるのかを感じ取ります。
②産地の比較
フランスとアメリカのシャルドネ。フランスとオーストラリアのシラーといったように。
同じ品種であっても温かい気候で育ったブドウと寒冷な産地で育ったブドウで違いがでてきます。色の鮮やかさ、アルコール度数の違い等を比較します。
上記のように比較してテイスティングすることによって、それぞれワインの特徴を習得していきます。
ワインセットを購入するとマークシートと解説書が付いてきます。
必ずテイスティングしながら解答していきましょう。そして答え合わせをしましょう。飲んでいただけでは、試験対策になりません。
また、香を表現する際に使用される食材や植物などは、全く知らないと想像するしかありません。私は、ネットで画像検索しながら、特徴を把握していきました。
合格者の方の中には、実際に食材を買ってみた方や香りのサンプルを購入される方もいるようです。
お値段は張りますが、手っ取り早く香を把握するには、こちらが効率的ですね↓↓
あとよく試験でありがちなのが、テイスティングをしていくと品種を特定してしまって、その品種の特徴を解答してしまうことです。
品種の特徴を知ることは重要です。
ですが、もし品種を外した場合は、他の解答もずれてきてしまいます。ですので、テイスティングをしながら、「●●(品種)だ!」と特定はせずに最後まで「もしかしたら●●かも?」くらいにひとつひとつ特徴を解答をしていくとよいと思います。
スクールの単発講座
家でのテイスティングの練習を進めてはいるものの、やっぱりひとりで勉強してると情報を得たくなるものです。
合格した方のサイトを見たところ、二次試験になれるためにワインスクールでやっているテイスティングの模擬試験には行ってみるべき!という意見が多かったので、私は、場慣れするためにも模擬試験対策講座を受けてみることにしました。
私が行ったのはこの2校の単発講座です。
人気の講師の回は、すぐに埋まってしまうようです。気になる講座がある場合は、早めに予約しておきましょう。スクール生には割引があるようですが。。
・Academy du vinの二次試験対策講座(6,480円)…1時間20分
・Lecole du vinの二次試験対策模擬試験(5,500円)…2時間
メリットは、
・試験同様、時間を計っての模擬試験なので、予行練習ができた。
・品種別の特徴が書かれた資料を用意してくれていたので、試験勉強に役に立った。
・異なるスクールと講師の方のクラスを受講したことによって、それぞれ違う雰囲気を味わえて、緊張感を持って臨めた。
デメリットは、
・スクールに通っている生徒の方が大半で先生と生徒が顔見知りでしたので、一見さんはちょっと孤立した感がしました。
・解説時間は短いです。この講座だけでテイスティングを学ぶというのは期待できないと思いました。
・スクールで学習された内容を模擬試験後の答え合わせのときに話されていたので、全くクラスを取ってない私には、なんのことやら?っと思う場面もありました。
結論としては、模擬試験対策を受けることは、予行練習にもなって受講してみてよかったと思いました。
予行練習を兼ねて、1・2つ講座を受けてみることをおすすめします。
あと、試験当日、解答はマークシートです。しかもちょっと不親切!?
(私はまだ見えますが)文字が小さいし、左から右にマークしていく感じでした。
マークミスには気を付けましょう。あと、きちんと求められている解答数は、必ず選択しましょう。指定された解答数を答えていないために減点されるというミスだけは避けたいものです。
\\二次試験対策はワインスクールで//
ワイン以外のお酒対策
ワイン以外のお酒は、ワイン愛好家の方々も相当苦戦するそうです。
普段からお酒をそんなに飲まない私も、ワイン以上に苦戦しましました。
ワイン以外のお酒は、試験のときは捨てるっていう方もいるみたいですが、このワイン以外のお酒も点数を稼ぐには外せません。
なので、手っ取り早く講座に通って学ぶことに決めました。お金はかかるけど、今年1年で合格するぞ!という気持ちで挑みます!
試験が終わってから、生活を見直しましょ(苦笑)
香も味も判断できない私は、ネットで調べた結果、ワイン以外のお酒の対策講座をしているところを探して、こちらに行きました。
私が受講したのは、「Bar MIZ」さんです。
バーテンダーである水田さんが経営されている青山のバーにて、2時間程度の講座を受けることができます。
50種類のハードリカー&リキュールの小瓶と説明書き付きで、料金は19,500円でした。
講座の内容は、この50種のお酒の特徴をひとつずつ解説してくれました。
場所は、東京都渋谷区渋谷2-2-4 青山アルコーブ E 203です。
渋谷駅と表参道駅の中間くらいにあります。
詳細は、Bar MIZのFacebookから確認することができます。
メールで希望の日にちを伝えて予約します。毎年9月頃から行われています。
2020年はコロナの影響もあって、zoomでの講座も開催されているようです。
また、大手ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンからも「酒精強化・ハードリカーテイスティングセット」が販売されています↓↓
ソムリエ・ワインエキスパート受験対策グッズを豊富に展開(ワインスクールのワインショップ「カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」)酒精強化ワイン11種類、スピリッツ15種類、リキュール19種類のセットです。全部で45種類、小瓶に入ったセットになります。効率的かつ確実にトレーニングできますね。
さて、ここまでやれば、やることはやりきりました!お疲れ様でした!
試験当日に気を付けること
試験当日の注意点を2点お伝えします。
・早めに会場に着くこと。
交通遅延や、会場には着いたけど指定の部屋まで辿り着くのに時間がかかったという話も聞きました。
早めに会場に着いて、落ち着いて試験に臨みましょう!
・当日は、香が強いものはとらないようにしましょう。
タバコ、ガム、歯磨き粉などテイスティングの際に実際のワインの味がわからなくなります。お気を付けください。
以上、私からお伝えできることはここまでです。
皆さんのこれまでの努力がどうかよい結果に繋がりますように、陰ながら応援しています。
\\おすすめのワインスクール//
ソムリエ試験対策なら【ヴィノテラス ワインスクール】おまけ~かかった費用を公開~
独学だから安く済みそうと思っていたけれど、意外とかかった費用。
ワインエキスパート試験を受験するにあたってかかった費用の総額をまとめてみました。
これから受験される方の参考になればと思います。
【一次試験でかかった費用】
ワインエキスパート試験検定料2回受験分 | 29,760円 |
ワイン受験.com | 5,184円 |
書籍代 | 9,072円 |
一次試験合計 | 44,016円 |
【二次試験でかかった費用】
書籍 | 1,944円 |
テイスティング グラス6脚 | 4,860円 |
ワインセット12本 | 27,000円 |
小瓶24本 | 2,203円 |
ワインオープナー | 1,380円 |
二次模擬試験対策講座2回 | 11,980円 |
ワイン以外のお酒対策講座 | 19,500円 |
ニ次試験合計 | 68,867円 |
認定登録料 | 20,950円 |
総額 | 133,833円!! |
当初はこんなにかかるとは思ってもいなかった。。
\\ワインスクールのワインショップ//
\\ 無料体験受付中 //
\\ オンラインレッスンなら //
私のワインエキスパート一次試験の対策記事はこちら↓↓
初心者の方は、まずはワイン検定から始めてみましょう↓↓
では、また~