はろ~、はっぱです。
2019年の春にワイン検定のブロンズクラスを受験して、約1年が経ちました。
そんな私が今年次のステップに選んだのが、シルバークラスの受験です。
ついさっき受験してきたばかりです。
ブロンズクラスと比べて難易度が格段にアップしていました。
今回も私の受験体験談を含めてお伝えしていきますね。
ワイン検定ブロンズクラスの合格体験談はこちら↓↓
試験勉強をして思ったのが、忘れるのって早い!ってこと(汗)
去年のワインエキスパートの試験であんなに必死に覚えたのに、、、けっこう忘れていました。覚え直しです。あはは~
って笑っていられない!!
そんなこんなで試験勉強スタートです。
私が試験を受けたのは、2020年11月です。
ワイン検定シルバークラスについて
ワイン検定シルバークラスは、ブロンズクラスの次のステップの試験です。
ソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選べる知識を身に付けることを目的としています。
シルバークラスの試験は、年に2回あるブロンズクラスとは違い、年に1回しかありません。またブロンズクラス同様、テイスティング試験もありません。
試験の申込方法は、ブロンズクラスと同じ手順です。
受験資格
J.S.A.ワイン検定ブロンズクラス認定者(合格者)の方が対象です。
ブロンズクラスの試験に合格した人でないと受験はできませんので、ワインの知識があるからといって、いきなりシルバークラスにチャレンジすることはできません。
受験料
15,000円(テキスト代・講習料を含む)
11,700円(既にテキストを持っている方の受験料です。)
試験申込前でもテキストの購入ができます。早く勉強を開始したい人におすすめです。
受付期間
おおよそ試験日の1ヶ月間前が申込み期限になります。
11月下旬に試験があるとすると、だいたい9月下旬から10月下旬までが申込み期間です。
試験会場
ブロンズクラスと申込方法は同じで、希望の会場や講師から選択します。
2024年現在の試験日は、11月の3日間です。土日と平日の1日の中から都合のよい日を選択します。
難易度
ブロンズクラスの内容より格段に難しくなっています。
テキストの厚さ、内容からして覚えることが増えています。しっかり勉強しないと合格できないレベルです。
ブロンズクラスは、ワインの基礎知識についての内容でしたが、シルバークラスでは、13ヶ国のワインの産地、品種等を覚えていくことになります。
これを聞いてちょっと不安に思われている方へ
将来ワインエキスパートを受験しようと思われている方は、必ず覚えていかなければいけないことばかりです。ワインエキスパートではさらに細かい問題、奇問まで出ます。ですので、このシルバークラスで問題に慣れてから挑戦した方が、今後試験に挑む際も理解しやすくなると思います。
まだワインエキスパートは考えていないという方も、このシルバークラスのテキストの内容を知っているのと知らないのとでは、ワインに対しての知識が格段に違います。
この知識を身に付けたら、今まで何となくスーパーやワインショップでワインを選んでいた時よりも、選ぶのが楽しくなるはずです。
では、ここからが私の受験体験談です。ぜひ受験する際の参考にしてみてくださいね。
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試験に向けての対策
私の受験スケジュール
受験の流れについてお伝えします。
- 9月下旬テキストの購入
今回は試験申込より先にテキストを購入しました。
日本ソムリエ協会の出版物のサイトから購入できます。一般会員価格3,300円(税込、送料込)です。
- 一週間後テキストの受領
テキストは、注文してから1週間も経たないうちに届きました。
ブロンズクラスのテキストは薄い冊子だったのに、今回のシルバークラスでは130ページ!!にも及ぶかなり内容が増えたテキストになっています。
この文字の多さに圧倒されますが、テキストには写真や地図があって楽しみながら読み進められると思います。あと重要な箇所にマーカーが引かれています。これ親切ですよね!!
- 10月3日試験申込
今回は受付開始日に試験を申込みました。
- 11月上旬試験勉強開始!
と思いきや、本腰を入れたのは、11月に入ってから。。あははは~
私の試験対策については、後述します↓↓
- 試験約1週間前要点集の受領
講師の方が試験に出やすいポイントをまとめた要点集をメールで送ってくださいました。
その要点集と自分で覚えたテキストの内容を確認していきます。覚え足りないところを引き続き覚えていきます。 - 11月29日検定日
当日の持ち物は、
□テキスト
□ノート
□筆記用具 があれば十分です。検定当日のスケジュール ↓↓
14:10~16:10 講習会(120分)
テキストの内容に沿って進みます。
16:10~16:20 休憩(10分)
16:20~17:00 検定試験(40分)
テキストの記載事項より出題されます。早めに来て試験会場で予習ができました。質問があれば、講師の方に聞くこともできました。
2時間の講習って長く感じますが、受験生は試験にでるポイントを聞き漏らすまいと必至に受けるので、時間はあっという間です。
- 翌日合否発表
日本ソムリエ協会の受検者マイページに合否の連絡が届きます。
合格しました!!
得点を確認したところ、70問中70点で満点合格でした!やったね(^^)v
合格ラインは、7割以上とのことでした。
- 12月中旬認定証の受領
認定カードと認定バッチ、それから今年は「例会セミナー招待券」という特典が郵送されてきました。来年のセミナーに1回参加できるようです。なお、今年から名刺は廃止になったようです。
私の試験対策
続いて私の勉強方法についてお伝えします。
私の場合、ワインエキスパートを先に受験していたので、忘れていた箇所も一度覚えた用語を思い出すのが早かったように思います。
あまり試験勉強に時間を取れない方や暗記するのが苦手な方は、早めにテキストを入手して、対策を早めに始めた方がよいと思います。
シルバークラスでは、ワイン産地の13ヶ国を覚えます。その国のワイン産地や品種などを覚えていくことになります。
各国の地図があるので、そのページに重要な事項を書き込んでいきます。文章で覚えるよりも、図や絵で覚えるのが得意なので、図を記憶する方法で覚えていきました。
そして、地図に書き込んだ部分をスマホで写真を撮って、通勤時間の電車の中で覚えるようにしました。写真にすればテキストを持ち歩かなくて済むので。あと拡大もできるし便利です!
あとは、家で(さすがに電車の中ではできないので)ブツブツと言葉に出して覚えました。
土地勘がなかったり、聞きなれない言葉は、なかなかすぐには覚えられないので。ドイツやオーストリアはちょっと苦手でした。。
近隣諸国は比較して覚えました。
スペインとポルトガル、チリとアルゼンチン、オーストラリアとニュージーランドなど。似たような品種が使われていたりして、比較して覚えることで、こっちの国がこう、あっちの国はこう、と記憶も鮮明になります。
日ごろからお酒を飲んでいる方は混乱しないのかもしれませんが、私の場合、多くがテキストから得た知識だけなもので。。
最終的に、試験当日までにはテキスト4~5周はしました。
全部の文章に目を通せればいいのですが、私は主に的を絞って、テキストの黄色マーカーが引いてある部分を中心に覚えました。
試験問題について
試験問題数は70問で、解答形式は3択です。
番号を選んで解答用紙に記入する形式でした。
ワイン産地、ブドウ品種、年号、割合まで問われます。しっかりと覚えましょう。
今回の試験を終えて思ったことは、ブロンズクラスと比べて明らかに難易度や覚える事項は格段にアップしているということです。
講習時間内で覚えるというのは、すごーく記憶力がよい方を除いて無理なので、事前に必ず勉強をしてください。
ただ、問題の難易度は、テキストの内容を覚えればすべて解ける問題でしたので、それほど難しくは感じませんでした。
将来ワインエキスパートを受ける予定の方は、このテキストに載っていること以上のことを覚えていくことになります。かいつまんで覚えるのではなく、隅から隅まで覚えるくらいにじっくりと覚えていって損はないと思います。
ここまでが私の体験談です。
(まだ合格しているかわからないときだったので、)どうか合格していますように。。
受験のメリット
- テキストの内容が濃いので、ワインの知識をさらに深く身に付けられること。
- シルバークラスの知識を身に付けると、ワインショップに行くのも楽しくなること。
- シルバークラスに合格したら、次のワインエキスパート(ソムリエ)試験の挑戦にも自信が付くこと。(私の場合、受験の順番が違うのですが(;・∀・))
最後に
今回の試験を受けて、ワインって面白いなぁ~って再認識しました。この知識を活かして、次はいろんな産地や品種のワインを味わってみたいと思っています。
最後に、
年に1度しかない試験です。
この記事をご覧いただいたのも何かの縁です。
ぜひブロンズクラスに引き続きシルバークラスの検定を受けてみませんか!?
2019年に受験したワインエキスパート試験とブロンズクラス試験の私の受験記事もアップしていますので、ご興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
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では、また~
(2020年11月の受験体験記)